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クローン病の症状


クローン病は、口腔から肛門まであらゆる部位に炎症がおこります。主に小腸と大腸に炎症が起こることが多く、好発する部位は回盲部(小腸のおわりから大腸にかけての部分)です。初期症状がわかりにくく、症状は緩やかに進みます。そのためすぐに診断がつきにくく、数か月から数年も何の病気かわからないということがあります。

はじめのうちは見過ごしやすいですが、次のような症状には気をつけてください。

症状 内容
腹痛 初期はただの腹痛ですが、進行すると物を食べるたびにおへその周囲や下腹部にじわじわっと腹痛がおこるようになります。吐き気を同時に伴う場合は、著閉塞を起こしている可能性があるのですぐに病院を受診するようにしてください。
下痢 初期は軟便程度ですが、病気が進むと下痢が頻繁になり、夜間にも下痢で起きてしまうようなこともあります。便は軟便程度のものから水様下痢便までさまざまです。ひどいと下痢回数が1日10回以上に及ぶこともあります。潰瘍の部分の血管が切れると、大量に出血することもあります。
体重減少 小腸に炎症があると栄養障害になりやすく体重が減少します。ときどき蹴りをするくらいの軽い症状であっても栄養状態が悪化し、体重減少がみられます。
発熱 微熱がよくでます。尿路感染や胆道感染、腸閉塞などの合併症をおこすと高熱が出ることもあります。
肛門部の病変 イボ痔、裂肛(肛門の一部が裂ける)、痔ろう(肛門の周囲の組織に穴があく)

症状が軽度であれば、活動的な生活をおくることができます。一般的な経過としては、上記の症状がよくなったり悪くなったりを繰り返すことになります。上記の症状のほかにも、合併症がおこることがよくあります。合併症についてはこちらの合併症にはどんなものがあるの?でご紹介しています。

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